自分はいまだに、あの米津玄師のLemonにはまっている。
理由は…
わからない。
おそらく、そのメロディにあるのだが、初めて彼の曲を聴いたのは一昨年末のこと。
そもそも滅多にテレビを見ない自分が、たまたま紅白か何かのランキングに出てきた「米津玄師」の字幕に目が留まり、珍しい名前だなと思ってネットで検索したのが始まりである。
そして、ヒットしたのがこの曲だった。
流れのままMVを聴いたときに、一瞬で引き込まれてしまった。
これは完全に感覚的なものなので、何といえばいいのかわからないが、一言でいえば、その感覚に浸ることがとても心地良いのである。
そして、滅多に曲を購入しない自分が、衝動的にダウンロードして以来、ほぼ毎日、繰り返し繰り返し聴くようになった。
聴いていると、曲の中に入り込みたくなるのである。そして、自分でこの曲を表現したくなる。
さらに此のメロディが、愛する人を失った悲しい気持ちを伴っていることにギャップを感じたのである。彼がハイヒールを履いているシーンがあるが、何か崇高なものを感じる。
自分はほとんど歌詞を聞かずにメロディだけを聴いていることが多いので、歌詞の意味するところを知った時にこれまた意外な感覚に陥った。
自分はこの曲のメロディからは決して悲しい感情を懐くことはなく、むしろ、もっと違うふさわしい歌詞があるのではないかと勝手に思っている。
Lemonを聴くたびにさまざまな感情や思いが湧いてくることや、今まで何度聴いても飽きることなかったこの不思議な曲の魅力を自分の言葉にしてみたかったので、感覚を言葉に表すのは苦手な自分が今日ついにこうして感情を文字にして表現している。
そんな自分がこのLemonというメロディを言葉で表現するとしたら…。
「迫力」と「調和」と「テンポのよさ」。そして「繊細さ」と「新鮮さ」と「懐かしさ」。
なんだか、とてもありふれた表現しかできなかったが、語彙力のなさなので仕方がない。
何度聴いても飽きない迫力、いつも心地の良いテンポ、音の使い方のきめ細やかさ、新鮮に感じるのに懐かしい。
そう感じた。
今日はとにかく、このLemonを聴き続けて感じてきたものを表現したかったのである。
後日、自分がこのブログを見たらなんと感じるだろうか?