今日は蒸し暑い。
そろそろ、ここ関東地方も梅雨入りが近い。
毎年今頃になると、庭のビワの実が色づいてくる。
先週の土曜日はまだ数えるほどだったが、今日見てみると、1/3程度色づいてきていたので、収穫することにした。
我が家には実のなる木が所狭しと植えてある。
キウイ、カキ、みかん、イチジク、クルミ、梅、レモン、そしてビワである。
そのためか、季節問わず招かざる訪問者が増えてきている。
特に春は、ムクドリか何かが、キウイの新芽の味を覚えたのか、ここ数年は花芽が食べられてしまい、実がわずかしか成らない。
そして、ついに昨年一晩にして実が無くなった果物がある。
それがビワである。
おそらくカラスの仕業だろう。
なんか夕方騒がしいなと思っていたが、いつものことだったので気にしなかったが、翌朝、すぐに異変に気付いた。
あれだけ成っていたオレンジ色が、キレイになくなっていたのである。
そんな経緯があって、今年は鳥よけの網を購入して木の周りを囲ってしまおうとしたが、木が大きいのと、網が葉に引っかかるので諦めていた。
そうこうしているうちに今年も色づき始めたので、早々に高枝ばさみでひと房ごと切り取っていくと、大きめのボール1杯の収穫になった。
早速皮をむいて食べると、さわやかな甘みと香りに満たされ、旬の味覚と季節の到来を喜んだ。
できれば奴らには訪れてほしくはないが、奴らも生きるために必死である。ずっと知恵比べは続きそうである。